大満足!!!!!
インディ・ジョーンズの冒険のラストを飾る大きな物語であり、彼の年齢をも活かし肯定したストーリーがよかったです。
映画情報
公開:2023年6月30日
原題:Indiana Jones and the Dial of Destiny
監督:ジェームズ・マンゴールド
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
配給:ディズニー
製作国:アメリカ
上映時間:154分
キャスト:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、アントニオ・バンデラス、ジョン・リス=デイヴィス、マッツ・ミケルセン
シリーズが始まってから40年が経ち、前作からは15年。
注目していたラストの第5作目です。
ハリソン・フォードは1942年7月13日生まれで、日本公開時点では80歳。
撮影時は77歳でした。
ずっと活躍している人だけれど、若く見えるからか数字を目にすると驚かされます。
この年齢でインディ・ジョーンズをやってくれたこと、それだけで観に行きたくなりませんか?
また、個人的にはドラマ版『ハンニバル』シリーズや『ファンタスティック・ビースト』シリーズでも有名なマッツ・ミケルセンが観れることもすごく楽しみにしていました!
いくらインディ・ジョーンズでも激しいアクション満載!というわけにはいかないかもな、期待しすぎず観に行こう、と思っていました。
どんなだったかは下の感想で書きます。
あらすじ
ハリソン・フォード演じる大ヒットシリーズ「インディ・ジョーンズ」の最新作にしてシリーズ第5作がこの夏、最後にして、最大の冒険へ。“人間の想像を超える力”を持つ謎に満ちた伝説の秘宝を巡り、考古学者にして冒険家のインディが、因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる! 巨匠ジョン・ウィリアムズのおなじみのテーマ曲に乗せて、インディ・ジョーンズ最後にして最大のアクション・アドベンチャーの幕が上がる——。
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル-映画-ディズニー公式
以下はディズニー・スタジオ公式YouTubeチャンネルより、《「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」本予告編【インディが人生をかけて探し求めた秘宝“運命のダイヤル”とは…】6月30日 全世界同時公開!》です。
2分を超える予告編。
映画を鑑賞したあとでも見入ってしまいます。
感想 / 人生をかけて探し求めたものに出会えたとしたら?インディの葛藤と、納得の帰着
あらすじではありませんが、ネタバレあります。
私の感想の要約は以下です。
①高齢のインディが再び冒険へ出ていくさま、心の動きを描いたところに好感
②宿敵フォラーのポンコツぶりにつっこみたくなるけど好きなキャラクターになった
③これまでのシリーズも科学で説明できない不可思議なことはあったけれど、最後SF?!
やー、私は大満足でした!!!
ストーリーにつっこみどころがあっても、全体にアクションと冒険があってワクワクさせられるし、音楽は最高、そこに加齢という現実がのっかってくる。
冒頭からしばらくはアクション満載ですし、できることをすべてやってくれたのではないかと感じられました。
どんなかっこいい主人公も年をとるけれど、特にアクションが大切な映画は、たいてい肉体的に良い時期までにシリーズは終わっていくものですよね。
インディ・ジョーンズはハリソン・フォードその人がやるからこそのキャラクターとなり、長年愛されてきたシリーズです。
最後の最後まで演じ切ってくれたこと、シリーズを全うしてくれた主人公に拍手を送りたくなる映画でした。
マッツ演じるフォラーは、かわいそうなくらいポンコツなキャラクターで敵としては弱く、ちょっとダメな部類に入ると思います・・・。
しかしながら、軍服やスーツを着る俳優マッツとしては最高でした。かっこいいです。
そして、クライマックスですがまさかそこまでいく?!という展開と納得の帰着がありました。
冒険家として探し求めたものにちゃんと出会えるというのも嬉しかったです。
またラストでは、人に必要と思われることってその人を強くしたり、心を守ってくれるものだなと改めて感じました。
ぜひ複雑なストーリーと魅力あるキャラクターたちを劇場で確かめていただきたいです!
『インディ・ジョーンズ』シリーズについて
映画は、1981年から実に40年の時をかけて今回ラストとなる5作目が公開されました。
今作までに4作品の映画が公開されています。
①『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』 (1981年)
②『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』 (1984年)
③『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)
④『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)
どれも楽しく刺激的な冒険が描かれていて、すべて観ることをおすすめしたいのですが、選ぶなら1作目と4作目を観るといいと思います。
1作目ではインディのキャラクターと冒険の先にある不可思議なものの描かれ方で世界観が分かりますし、4作目は比較的今作に近いインディ(といっても15年空いていますが)を観ることができます。
1作目
4作目
まとめ
『インディ・ジョーンズ』シリーズは世代とか世代じゃないという話題にならないほど、長らくファンを楽しませてきたシリーズです。
上記までに私の感想は書きましたが、映画館が似合う作品です!
再び冒険の旅へ出て、私たちと同じように加齢を経ているインディはとてもかっこよく勇気づけてくれる存在になること間違いありません。
ぜひ、夏に相応しいワクワクを届けてくれるこの作品を観ていただきたいです!!
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帰りに、好きな映画になった記念になにかグッズを買いたかったのですが、あんまり種類がありませんでした。
映画ポスター(できれば、いや絶対アメリカ版がいい!)の小さめのステッカーとかあったらいいのになぁ。
ケータイの背面に貼ったり、そのとき使っているノートやファイルに貼れるような、気軽に買えるサイズってあると思うんですよね。
余談ですが、私は映画に限らず、なにかをインプットしたときには、客観的視点を持って良い面と悪い面の両方に意識がいきます。
が、アウトプットするときには、対象の良い面がより強く出てくるんです。
だから、私の感想は真に迫っていないともいえるかもしれません。
評論ではなく、感想を綴る場所としてのブログなので、これからもこんな感じで書くことを楽しもうと思っています。
終わりー!