ライトな感想を少しだけ。
展覧会情報
※すでに閉幕しています。
会期:2023年10月6日(金)~11月6日(月)
会場:東京シティビュー
2023年は、医療マンガ「ブラック・ジャック」が登場して50年になる年だそうです。
感想 / ブラックジャックは最高の作品!展覧会は案の定激混み
展覧会構成 / 全4章
展覧会構成は以下の通りです。
第1室 B・J(ブラック・ジャック)とキャストたち
第2室 B・J誕生秘話
第3室 B・J曼荼羅
第4室 B・J蘇生
感想
手塚治虫マンガは世代を問わず広く読まれており、素晴らしい作品がたくさんあります。
そのなかでも、周年ということもあり「ブラック・ジャック」だけを特集した展覧会となっていました。
テーマごとに数百の原稿が展示され、その世界観を知るには十分な展示がされていました。
何度も読んでいるマンガですが、魅力あるキャラクターとそのエピソードに再び引き込まれました。
ピノコ、如月先生が出てくる話が好きです。
ただ、決して広くはない会場にあれだけ多くの原稿をしきつめて展示してしまう手法は良くなかったです。
目の前に原稿があれば読んでしまうし、信じられないほどの人だかり(モネ展を超えるほど)のなかで、彼の原稿をゆっくり順番に観ることができるはずもなく。
ブラック・ジャックという作品の奥深さ、もう一度読み返したいなと思わせる面白さを改めて実感する以外には、楽しみにくい構成の展覧会でした。
新しい視点のある展覧会というよりは原稿の羅列に近く、作品の持つ力に頼り切りで、そうした意味では面白さに欠けていて残念でした。
なんだかマイナスな文章になってしまいましたが、正直な感想です。
最後にもう1枚写真を載せます。
新聞等もよく読んでいたのかな、雑誌もちらほら。
解説はありませんでしたが、手塚さんの作業机はこんな風だったのでしょう。
私にはまだ読んでいない手塚作品があります。
大切に、楽しく読んでいこうと思います。
終わり!